サプライヤー 10 社が CableLabs の初の DOCSIS 4.0 相互運用機能に参加

完全なDOCSIS 4.0認定テストへの一歩を告げるため、サプライヤー10社が先月、ケーブルモデム、ネットワーク機器、プロトタイプのDOCSIS 4.0テストシステムを備えた最初のCableLabs相互運用に参加したと同組織が今週発表した。

CableLabs とその子会社 Kyrio は、コロラド州ルイビルの CableLabs 本社で 7 月 17 日から 21 日まで相互運用を開催しました。サプライヤー 4 社 (Arcadyan、Sagemcom、Ubee、Vantiva を含むグループ) の 6 台の DOCSIS 4.0 ベースのケーブルモデム (CM) がこのミックスの一部でした。おそらく、関係するすべてのモデムには Broadcom の新しいシリコンが搭載されていたと思われます。 7 月の相互運用に参加しなかった企業 MaxLinear も D4.0 モデムチップセットの開発に取り組んでおり、顧客構内機器 (CPE) パートナーの 1 つとして Hitron が参加しています。

相互運用に関与するモデムは、Casa Systems、Cisco、CommScope、Harmonic、および Vecima Networks の少数の DOCSIS 3.1 ケーブルモデム終端システム (CMTS) に相互接続されました。 EPiDoX は、プロトタイプの DOCSIS 4.0 テストシステムを提供しました。

「CMTS と CM サプライヤーは、相互運用性をテストするために、CM と CMTS を繰り返しペアリングしました」と、CableLabs のチーフアーキテクトである Doug Jones 氏はブログ投稿で説明しました。「このペアリングと再ペアリング中に、参加者は DOCSIS 仕様要件に照らして CM および CMTS 機器の機能と相互運用性を調査しました。このプロセスにより、CM と CMTS 間のすべての接続オプションが確実に調査されました。」

ジョーンズ氏は、相互運用中に「いくつかの問題」が発見され、全員に取り組む余地が与えられたと指摘した。「これは最初の相互運用の当然のことであり、まさにそれが私たちがこれらのイベントを開催する理由です」と彼は付け加えた。

D3.1 CMTS に接続する最初の D4.0 モデム

DOCSIS 3.1 CMTS を新しい D4.0 モデムに接続することは、DOCSIS 4.0 時代の初期には重要になります。一部の通信事業者は、完全な DOCSIS 4.0 ネットワークへの移行に備えて、市場に新しい CPE を導入するために、既存の D3.1 ネットワークに DOCSIS 4.0 モデムを導入すると予想されます。この設定により、通信事業者は、新しいモデムでサポートされている追加の OFDM (直交周波数分割多重) チャネルを利用して、ネットワークからより多くの容量を絞り出すこともできます。このチャネルは、今日の DOCSIS 3.1 CMTS でもサポートされています。

最初の DOCSIS 4.0 相互運用の結果の一部は、CableLabs と Kyrio が 6 月 26 日から認定テストのために D4.0 ベースのケーブルモデムの受け入れを開始する準備ができていると発表してから数週間後に発表されました。そのステップを踏む準備ができているサプライヤーがあるかどうかは明らかではありません。、しかし、先月の相互運用性は、ベンダーがその目標に向かって前進していることを示すもう1つの指標です。

これらの結果は、Comcast、Charter Communications、Cox Communications、Rogers Communications、Cable One を含むいくつかの北米のケーブル事業者がハイブリッドファイバー/同軸 (HFC) ネットワークのアップグレードを開始する中でもたらされました。

新しい D4.0 テストプロセスの一環として、CableLabs と Kyrio は、成功ベースのテストと 2-for-1 のテスト結果という 2 つの新しい要素をプログラムに導入しました。

成功ベースのテストでは、追加料金なしで D4.0 認定を取得するためにデバイスをできるだけ頻繁に更新できる反復アプローチが使用されます。新しい 2-for-1 テスト結果計画では、D4.0 ベースのモデムは、テクノロジーの初期展開をサポートするために、最初に DOCSIS 4.0 仕様への準拠と DOCSIS 3.1 ネットワークとの相互運用性についてテストされ、その後 D4 に対してテストされます。 .0 ベースの CMTS は後で。

CableLabs は、8 月 14 ～ 17 日にルイビルで次回の対面式 DOCSIS 4.0 相互運用を開催する予定です。

「我々は同じ参加者を予想しており、7月のシナリオを再検討し、いくつかの新しいシナリオを検討するつもりだ」とジョーンズ氏は説明した。「目標は、DOCSIS 4.0 仕様と製品の成熟度について、より厳密で深い理解を推進し続けることです。」

— Jeff Baumgartner、上級編集者、Light Reading